静電気おもしろ教室
静電気

静電気のはじめて

静電気というのは、もちろんむかしからあった物でしょう。物に触っただけでパチッと音と光が出るのですから。でも、それを科学的に発見し、考えることができるようになるまでは多くの時間がかかっています。目には見えない電気だからこそ、発見することも研究することも難しかったのでしょうね。

静電気を発見した人は?

2000年以上むかし、古代ギリシャと呼ばれていた時代のころにタレスによって静電気の存在が発見されていました。コハクという石を知っていますか? 黄色やオレンジ色の透明で宝石のようなもので、ネックレスや指輪などのアクセサリーに使われます。キレイな石のコハクは昔から、アクセサリーとされていました。しかしコハクは、輝かせようとみがいてもすぐにホコリがついて汚れてしまったのでした。

物がくっつく魔法?

コハクをみがいているときに、タレスは気がついたのです。このコハクは魔法の石で、物を吸い付けるのだ! と…。もちろん、私たちはそれが魔法ではないことがわかっています。物をこすると電気がたまり、他のものとくっつけると静電気が起こるということは当たり前になってしまっているのですから。

なんでもくっつく?

タレスは、コハクをこするとホコリが付くことがわかってから、色々と実験をしていたと伝えられています。毛皮や羽をコハクに引きつけてみたりしたようです。タレスは静電気という存在をはっきりと証明したわけではありませんでしたが、じっさいにコハクをみがくためにこすった事で静電気が発生し、他のものがくっついてくるという原理を発見していたのです。

静電気をためることができた人!?

ライデンびんという電気の実験道具があります。電気をためておける入れ物のことなのですが、1700年代にオランダの物理学者でライデン大学の教授であったミュッセンブルークが世界へライデンびんを広めた人物です。摩擦(こすり合わせること)電気を使って、電気をびんの中にためる方法を作り出し、大学の名前をつけてライデンびんとしました。

本当はクライストだったのに…

ミュッセンブルークがライデンびんを発明したとされることが多いのですが、本当はドイツの学者であったクライストが1番最初に発明をしたのでした。クライストは、世界で始めて感電した人と言われていて、びんが電気をたくわえて帯電しているのだと発見も下人でした。どうしてミュッセンブルークが有名になってしまっているのでしょうか? それは、クライストのライデンびん発見と、たった3ヵ月しか違わなかったこと。それに、ミュッセンブルークは大学の教授だったために、ライデンびんの発明を世の中に早く広めることができたからでした。

静電気が静電気だと発見できた人

静電気らしいものがあることは2000年以上も前にわかっていましたが、実際に電気の研究がされて、静電気のことがはっきりとわかってきたのは、500年ほど前のことです。イギリスのギルバートがコハク以外にもいろいろな物を使って、静電気のようなものが発生していると発見したのです。それに、磁石というものが存在することも証明した人でした。石の中には、必ず同じ方向(北)を向くものがある。でも、こすって摩擦を起こさないと、電気が流れず磁石にはならない。この発見がラテン語の本となって残っているのです。

電気が2種類

ギルバートが発見した静電気と磁石の話から、どんどんと電気について研究が進められていきました。フランスでは、デューフェが300年ほど前に発見したことは物同士をこすり合わせたあとに近づけて見ると反応が2種類ある。ということでした。くっつき合うものと、離れていくものがあるのです。これは、磁石の関係ですね。S極、N極同士であれば反発しあい、S極とN極はくっつく原理とおなじです。今は、当然のことで子供だって知っている磁石の発見をしたのは、本当にすごいことですね。

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