静電気おもしろ教室
静電気

静電気が起こる条件は?

静電気が起きるときには、色々な条件がかさなってバチッとなります。気がつかないだけで、色々なところで発生しているものなのですけれどね。

帯電して発生する静電気

静電気が起こるのは物体同士が触れ合ったときだけなのでしょうか? そういう訳ではありません。静電気の起こる原因はいくつかあります。

接触帯電

物同士や人同士が触れ合うことで、静電気は発生します。お互いに帯電していた電気の移動が起こるためです。何にさわるときも帯電してしまいますが、いつも静電気が発生しているのかを人間は感じ取ることができません。でも、小さな静電気が発生しています。

はくり帯電

はくり帯電は、くっついていた2つのものをはなしたり、はがしたりしたときに起こります。たとえば、いすから立ち上がるときには、いすの背もたれと背中の服の間で帯電します。そのままの身体でドアに触ってしまったら、静電気が発生してしまうのです。

摩擦帯電

摩擦(まさつ)というのは、物と物をこすり合わせることです。最初に下じきをこすってから髪を立てて遊びますよね。こすると、中にあるプラスとマイナスがたくさん移動して帯電するのです。わざとこすり合わせなくても、歩いていて足がこすれているので帯電してしまいます。

静電気がおこりやすい季節は?

静電気の起こりやすい季節は、秋と冬です。外の気温が下がってきて、空気が乾燥してしまいます。くちびるや目が乾く時期には、静電気のいたずらが本当に多いのです。イヤな静電気を防ぐためには色々な方法があります。

まず、湿度を上げよう

静電気は乾燥している時期には、身体の中から外へ逃げることができません。加湿器(かしつき)を使って、湿度を最低でも50%にすると、帯電しにくい状態になります。電気が空気の中に逃げることができるのです。湿度が80%よりも高いと、静電気はほとんど発生しません。だから、雨の日は痛い思いをすることが無いのですね。

車の中では外気エアコンで

寒い時期には車の中を温めますよね。車のエアコンには、外からの空気を入れる方法と中のあたたかい空気をそのまま風にする方法があります。中の空気だけをまわしてしまうと、新しい空気が入ってこないので乾燥する原因になります。外からの空気を取り入れて、湿度を少しでも高くしておきましょう。

服の組み合わせに注意!

ツルツルした生地と、セーターを重ね着する…。これは1番、静電気のおこりやすい服の組み合わせです。同じ素材の服を重ね着しましょう。それだけでも、服が帯電するのを抑えることができます。それから、スチームを使いながらアイロンをかけておくのも良いですよ。服に水分を含ませてあげると、帯電しにくくなります。

プラス組とマイナス組!?

プラスとマイナスのツブがたくさん存在している私たちのまわりですが、どちらのものが多いのでしょうね。プラスとマイナスの関係を表にしたものがあります。これを帯電列(たいでんれつ)といいます。

マイナスが欲しい

プラスが多いもの、マイナスが多いものがありますよね。これだけある材料ですが、どれがプラスになるかマイナスになるのかが難しいところです。ガラスはプラスの方に近いですよね。紙はプラスとマイナスの真ん中あたりにあります。ガラスと紙を比べたとき、ガラスがマイナスをほしがっています。でも、ガラスとかみの毛を比べた場合にはどうなりますか? かみの毛がマイナスを欲しがることになります。

帯電しやすい順番

2つの物がこの表のどこにあるかでプラスかマイナスかが決まってくるのです。そして、表の中で離れていれば離れているほど静電気の強さが強くなります。かみの毛とナイロンよりも、かみの毛とポリエステルの組み合わせであれば、帯電量がとても多く強い静電気を発生することになります。

帯電しやすい順番
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